こんにちは!ディプロスです。
席次についての認識は、名刺交換はもちろん様々なビジネスシーンで役立ちます。
今回は、3パターンの会議室を想定してみました。
画像では、着席可能な場所を①~の数字で示します。
①~始まる席次の中で上座はどこになるか予想しながら確認してみるのもよいかもしれません。
席次(上座・下座)
何を、当たり前のことを…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
席次について確認しましょう。
上座 …複数名のメンバーが集まった場で役職の最も高い方や、主役が座る場所です
下座 …複数名のメンバーが集まった場でホスト側や、幹事が座る場所です
一般的な会議室
こちらのような会議室は会話が中心の場になりますので、出入口から遠く真ん中になる②の場所が上座になります。
上座 … ②
下座 … ⑥
景観や名画を楽しむことができる会議室
こちらのような会議室の場合、取引先には景色や名画・工芸品を楽しんでいただくという理由から⑤が上座になります。
上座 … ⑤
下座 … ③
応接セットのある会議室
こちらのような応接セットのある会議室では、3人掛けのソファの真ん中が上座になります。
上座 … ④
下座 … ①
席次の応用
お招きする側が最も大切にすることは、いかに取引先にくつろいで過ごして頂くかです。
セオリーがすべてではなく、お相手の事情をお察しした場合は先方の希望を確認しながら
別の席を提案し選んで頂く事もアイディアの一つです。
例えば…
夏場にエアコンの効いた会議室にお迎えしたお客様がお風邪を召されているの知った場合
「本来であれば、こちらのお席をオススメするところですが、エアコンの直風が当たりやすい場所になります。右手のお席になさいますか?」
こういった声掛けのタイミングが、自身では難しいと感じた場合、同席した上司や先輩にそっと相談するのも良いかもしれませんね。
まとめ
席次についての基本マナーを確認してきました。
実際、下座の席次は、上座以上に臨機応変に変わっていきます。
プレゼンを行う立場であれば…
PCやプロジェクターなど機器操作は誰が担当するのか…
下座だと思っていた席に上司が着席した…
このような場合、自分が座る場所はどこになるのか
打合せ前にイメージをしておくのもよいでしょう。
基本を知ることは自信につながります。
マナーを身につけビジネスシーンで活かしましょう。
次回の記事では、複数名の名刺交換について確認していきます。
今回ご紹介した席次と合わせてご確認いただくのもよいかもしれません。