こんにちは、ディプロスです!
面接時の質問の答え方についてお話していきます。
よくある質問を中心にシリーズでお送りしています。
今回は、第8弾「仕事上での一番の成功体験について」です。
直接、「成功体験」について教えてください、
と質問されるとは限りません。
「成功体験」を含む内容である質問は、
面接時に必ずあります。
企業側の質問の意図は何でしょうか。
前編で取り上げる内容
☆ 前編 – 企業側の質問
後編 – 求職者側の回答
質問の意図
【ここが知りたい】
プロセスで具体的にどのような力を発揮したか、創意工夫したか
その結果、どういった成果に結びついたか。
経験を通して身に着けたスキルやノウハウを
今後は自社で、どのように活かすことができるか。
【質問パターン例】
この質問をするときは、
採用職種でのポジションに具体的にあてはめながら
話を聞くことも多いでしょう。
応募者側からも大きな自己PRポイントの一つです。
【ここが知りたい】
仕事に対するスタイルや取り組み方
何にやりがいを感じるか。
定義は人それぞれ
仮に、同じ体験でも成功と捉えるか、成功には不十分と考えるか
何を成功とするのか。
どの程度、成功したと考えているのか。
どのように結果に結び付けたのか。
【ここが知りたい】
今まで明確な目標に向け努力してきたか否か
目標に対して前向きな姿勢は「即戦力」と判断されやすい
上記、3つの企業の「知りたい」共通点は
プロセス + 成果 + 今後
です。
今まで、業務を通じて、どのような経験をしたのか。
経験の中から、どのような成果を上げたのか。
そこには、数値目標など明確な目標があったのか。
そして、そういった経験を今後、
自社でどのように活かせると考えているのか。
こういったことを知りたいと考えています。
ですので、
回答次第では、応募者側から自己PRの
チャンスにもなりえます。
成功例と同時に失敗例を聞かれることもあります。
併せて準備しておくとよいでしょう。
企業の質問例
下記のような質問も「成功体験」を聞かれている可能性があります。
回答後の追い質問で聞かれることもあるので準備しましょう。
「実績を教えてください」
「仕事で評価された経験について」
「業務の中で成長した経験」
「達成感を感じた場面について」
「最も工夫が必要な場面」
まとめ
成功体験について質問された場合の回答の目的と
企業の質問例について確認しました。
目的は、働きぶりや仕事の進め方、周囲への影響力など
入社後にあなたが企業で働く姿をイメージしてもらうこと。
ですので、話す内容は業務上での実績や客観的に評価されたことです。
個人でもチームで取り組んだことでも構いません。
続く、後半では、組立て方と回答例についてお話します。