こんにちは!ディプロスです。
面接後、企業の担当者へお礼状を送ったほうがよいですか?という質問をいただくことがあります。面接後に何かアクションを起こす場合、どのような点に気をつけるとよいでしょうか?例文とあわせて確認していきましょう。「面接対応 後編 ~【例文つき】お礼メール(お礼状)~」では全文のご紹介をしています。
Q:お礼状は送った方がよい?いつ送る?
お礼状は送った方がよい?
結論から申し上げますと、基本的にはどちらでもかまいません。
なぜなら、選考の本番は面接の時間そのものだからです。
お礼状を送ったか否かで合否が左右されることは、まずありません。
ですが、面接は人と人との一期一会です。
もし、今日の面接で面接官と過ごした時間に対してお礼を伝えたいという気持ちがあるのならば
その気持ちを伝えることは自然の成り行きかも知れません。
ですので、お礼状は送っても送らなくてもどちらでもかまいません。
そして、お礼状を送ることでマイナスイメージにつながることは少ないとも考えられます。
お礼状はいつ送る?
面接当日に送付しましょう。遅くとも翌日までには送付(投函)しましょう。
遅れての対応は、送らない方が却ってよかった結果になりかねません。
相手の立場になって考えてみよう!
人事担当者は限られた時間の中で多数の業務を担っているだろうね。
例えば…大企業の求人に応募した場合、多数の候補者がいると予想できる。
面接での会話の中にも判断のヒントがあるかもしれないよ!
Q:お礼状?メール?どちらがよいの?
メールで送付する場合のメリットはスピードです。
手紙は丁寧な印象を与えるかもしれませんが、届くのにタイムラグが発生します。
届く前に選考が全て終了し次のフェーズに入っているかも知れません。
まれに業界や希望されている職種によっては封書でお礼状を書いた方が印象が良い(※注1)
可能性がある場合もあります。
基本的には、面接の機会を作ってもらえたことへの謝意(感謝の気持ち)と
入社への熱意が簡潔に伝わるのであれば、メールでも手紙でもかまいません。
(※注1)
企業のスタイルや状況にもよりますが、例えば…
面接前に担当者とメールのやり取りを行っておらず、「秘書」など
作法や丁寧な対応を求められる職種を希望されている場合など
迷ったときは、ディプロスや登録しているエージェントに相談してね!
Q:一次面接と役員面接(二次・三次)など、フェーズによって使い分けた方がよい?
基本的にはそれまでの連絡方法を基準に判断しましょう。
昨今、企業の採用担当者と面接前からメールでやり取りを重ねている場面も増えてきています。
そのような場合、メールで送付する方が自然な場合が多いです。
また、面接が複数回ある場合、選考が進めば日程調整のやり取りを行う機会があります。
その際に、感謝の気持ちと一次面接で感じたことを一言添えるだけでも担当者の印象に残る場合もあります。
そして、あなたが希望する職種が業務上メールで挨拶文を送付することが多々あるような職種であれば、場に相応しい対応ができることは大切なことになるでしょう。
IT企業を中心にメールでのやり取りを重視しているスタイルの企業も多くあります。
役員面接後は、採否決定がスピーディに行われる可能性があることもイメージして行動してね。
Q:お礼状・お礼メールは、面接官全員に送付したほうがよい?
特に決まりはありません。
採用担当者宛に送付し、面接を行うにあたりお世話になった方々へ
「くれぐれもよろしくお伝えくださいませ」という一文を添えるのが一般的です。
例えば…決裁権の高い役職の方(例:社長)と面接時に打ち解けて長い時間を割いて頂いたなど
その方宛に直接感謝の気持ちを伝えた方が自然な場合もあるでしょう。
形式的な役員面接だったのであれば、前述のとおり採用担当者へ送付しましょう。
特に役職者は限られた時間の中で、面接に時間を割いています。
内定をもらった場合など、全員に謝意と今後に向けての志を伝えたいのであれば
もちろんそうして頂ければと思います。なるべく早いタイミングで簡潔に丁寧に行いましょう。
お礼メール・お礼状の宛名を記入するとき、役職が分かっていたら
必ず名前の前に役職もつけて送ってね!
「株式会社ディプリス」
「社長 鈴木様」
社名を書いた後、改行して書くと見やすいね!
次回、面接後の対応 後編 ~【例文あり】お礼メール(お礼状)~では
お礼メール(お礼状)の見本(全文)も紹介しているよ!
あわせて確認してね!