こんにちは、ディプロスです!
面接時の質問の答え方についてお話していきます。
よくある質問を中心にシリーズでお送りしています。
第12弾「長所、短所は何ですか?」です。
「長所、短所」は、言い換えると
「メリット、デメリット」です。
誰にも、どちらも必ずあります。
どちらか一方だけの開示だと信用が得られにくいです。
どのように回答ができるのでしょうか。
ご一緒に準備してみましょう。
長所と短所
面接時の質問「長所と短所は何ですか?」は、
自己分析や志望動機、成長意欲を確認する質問です。
定番の質問というイメージのこの質問。
けっこう重要な一問です。
求職者がこの質問にどのように答えるかは、
その後の面接の印象に大きな影響を与えます。
では、それぞれの職種に対する具体例を見ていきましょう。
長所と短所について、こんな風に聞かれることもあります!
・ご自身の強みは何ですか?その強みを、当社の仕事のどういったところに活かせると思いますか?
・前職と希望職務との共通点は何だと思いますか?そして、もし相違点があるかもしれないと予想していることがあれば教えてください。
職種例
今回はこちらの職種をpickup
☆グラフィックデザイナー
☆Webコーダー
☆営業職
グラフィックデザイナー
質問:あなたの長所と短所は何ですか?
★長所★
「私の長所は、複数のアイディアを同時に提案できることです。前職では、新しいブランドロゴをデザインする際、顧客の要望に合わせて3つの異なるコンセプトを提案し、クライアントから高い評価を得ました。制作会社での経験を活かし多様な視点からデザインを考えることができるため、クリエイティブな課題に対応するのが得意です。」
★短所★
「しかし、私の短所は完璧主義の傾向があるところです。デザインの細部にこだわりすぎて、時間をかけてしまうことがあります。最近では、プロジェクトの優先順位をつけるスキルを磨き、効率的なスケジュール管理を行っていますが、まだ改善の余地があると感じています。」
Webコーダー
質問:あなたの長所と短所をおしえてください。
★長所★
「私の長所は、コーディングにおいての問題解決能力です。難しいコーディング課題にもチャレンジし、効率的かつクオリティの高いコードを提供できるよう常に新たな知識を取り入れる努力をしています。前職では、クライアントの要望を満たすためHTML、CSS、JavaScriptを使用し、ユーザーの使いやすい動的なコンテンツをクライアントの希望日程より短納期で実現しました。今後さらに経験を積み、要望に可能な限りすべて応えることを目標としています。」
★短所★
「しかし、私の短所は、時に細部への気配りを怠ることです。プロジェクトの進行に集中しすぎると、結果的にユーザーエクスペリエンスに影響を与える可能性があります。最近では、テスト段階やフィードバックを受ける際に細部に注意を払うよう努め、ユーザー目線を心がけています。」
営業職
質問:ご自身の強みは何ですか?その強みを、当社の仕事のどういったところに活かせると思いますか?
★長所★
「私の強みは、社内外でのコミュニケーション力とリサーチ能力です。自社の商品をお客様へ提案するために、自社の強み、弱みを把握することも重要だと考えているからです。顧客との関係構築やニーズの把握はもちろん重要です。ですが、「御社ではどうなの?」と質問があった場合、どのような回答ができるかは今後の取引に少なからず影響を与えると感じています。営業は会社の入り口、体で例えれば顔とも言えます。ですので、今後は、御社、そして、顧客の要望をできるだけ正確に理解し、適切な提案を行うことで、新規顧客の獲得に貢献し、社内外双方で長期的な信頼関係を築くことができると考えています。」
★短所★
「ただし、私の短所は、時には情熱を持ちすぎることです。目標達成に向けて過度に情熱を燃やすあまり、冷静な判断に欠けることがあります。最近では、目標設定や戦略策定の段階で適度に振り返りを行い、冷静な視点を保つよう心がけています。」
あなたが大きな選択をするとき、メリットしか言わない相手を信用するでしょうか?
良い面だけでなく、デメリットや事実を開示する相手こそ、心から信用できる相手ではないでしょうか。その為、面接でも自分の強みをアピールしながらも弱みを開示することは重要です。
まとめ
面接官が「長所と短所は何ですか?」と質問する意図は、
自己分析や志望動機、成長意欲を確認するためです。
求職者は、自己分析や成長意欲を示す回答を心がけることで、
面接での好印象を与えることができます。
自らの強みと課題を率直に語り、一貫性のある回答を心掛けましょう。
面接官が「長所と短所は何ですか?」と質問する主な意図
・自己分析ができているかの確認
・強みのアピールと短所の克服方法
・志望動機や希望職種、前職の退職理由との整合性確認
とはいえ、ご自身でpickupするのを難しく感じたり
迷ったりされる方もいらっしゃるかもしれません。
短所を前向きに伝える方法や、逆に強みを伝える方法がわからない方も
いるでしょう。
その時は、私どもエージェントを利用し、
スキルの棚卸や、アピールポイントの設定にお役立てください。