逆質問を具体例を交え考えていくシリーズ第六弾!求人票には記載されてない業務について確認したいとき、前編ではそんなときにも使える面接でのコミュニケーション「4W1H」について確認します 続く、中編、後編では具体例を確認していきます 例えば"書類作成"、"電話対応"どこまで?…など、どのように質問していくのがベストかご一緒に考えてみましょう
前編で取り上げる内容
☆ 前編 – 面接でのコミュニケーション「4W1H」
中編 – 書類作成と電話対応 求人票には記載されてない業務の質問
後編 – その他(職種別の汎用例)求人票には記載されてない業務の質問
求人票にない業務が他にあるかどうか
応募したポジションの業務内容を確認するとき多くの方が確認するのは求人票です
求人票に記載されている業務内容を見てどのように感じますか?
ある人は分かりやすい、だいたい想定ができた
と思うかもしれません
そして、またある人は分かりにくい、記載内容以外にも業務があるに違いない
このように感じるかもしれません
Web上の情報であったり、紙面でプリントされた情報であったり
雇用形態や応募方法によって確認する媒体はまちまちです
面接時に、求人票には記載されていない業務についてどのように質問するのが
望ましいか考えてみましょう
4W1H
多くの皆さんは「5W1H」、「6W2H」などコミュニケーションにおいて
必要な要素を表す言葉をお聞きになったことがあるのではないでしょうか
今回は、その中でもストレスを相手に感じさせないコミュニケーションに必要
と言われている「4W1H」について確認してみます
When いつ
Where どこで
Who だれが
What 何を
How どのように
⇒ 4W1H
上記が「4W1H」です
「5W1H」に入っている「Why(なぜ)」を抜いた5つの言葉です
「Why(なぜ)」はビジネスのコミュニケーションでは重要な言葉と言われています
そして、一般のコミュニケーションでは相手にストレスを与える言葉でもあります
ときに面接官は、あなたに対して「Why(なぜ)」を使い質問をなさることでしょう
ですが、面接時に面接官にストレスを与えるのは情報を聞き出すことにおいて得策とはいえません
ですので、こういった場面では「4W1H」を使うことをおすすめします
When(いつ)
次は、4W1Hの中でも話の切り口に使いやすい言葉について見ていきましょう
そうです!それは「When(いつ)」です
皆さんが普段の会話の中でも、相手に質問されて答えやすいのは「4W1H」の中で
どれでしょうか?
ある程度親しい相手であれば、何を聞かれても問題ありません
と仰る方もいるかもしれません
では、初対面の相手ではどうでしょうか
「なにを(What)」または「どのように(How)」から会話が始まるとします
抵抗感を感じる方も多いのではないでしょうか
その点、「いつ(When)」は比較的、自然に回答できる質問になりそうです
下記、初対面の【Aさん】と【Bさん】の会話例をみてみましょう
【Aさん】
①「私、海外旅行に行けたらなって考えているんです」
③「そうですね…
〇〇できたらな、と考えてます」
【Bさん】
②「そうなんですね!
何をしたいと思ってるんですか?」
Bさんは「何を」を使っています
Aさんは、答えるの少し時間がかかったかも
しれませんね
続いて、初対面の【Aさん】と【Bさん】の会話例をみてみましょう
【Aさん】
①「私、海外旅行に行けたらなって考えているんです」
③「来年の春頃に
行けたらな、と計画中なんです」
【Bさん】
②「そうなんですね!
いつ頃行こうと思ってるんですか?」
Bさんは「いつ頃」を使っています
Aさんはスムーズに答えができており
Bさんは質問を続けやすいかもしれません
いかがでしょうか
人それぞれ価値観は異なりますので個人差はあります
ですが、多くの場合は「いつ(When)」を使うと会話がスムーズに始まりやすいです
◎個人差について◎
人は多くの場合、自身の興味がある”こと”を始めに、または複数回、質問することが多いです
面接官があなたに質問する内容は「4W1H」のうち何が多いでしょうか?
相手の価値観に合わせて質問方法を変えるのも一つのアイディアかもしれません
次回、中編では、今回の「4W1H」を踏まえ
面接時の逆質問の具体例をみていきましょう
分からないことがあれば、エージェントに相談してみるのも良いと思います
この後も、逆質問の具体例をシリーズで紹介していきますので是非チェックしてください!
面接時の参考になればと思います