雇用形態 ~派遣社員について~

働き方

今回は「派遣社員」についてお話します!

こんにちは!ディプロスです。

派遣ってよく聞くけど、詳しくはよくわからないという方のために、簡潔にわかりやすくお話しさせていただきます。

派遣社員とは

雇い主(以下、派遣元)業務の指示をもらう会社(以下、派遣先)が異なる就業をする社員のことを言います。

期間制限について

派遣には期間制限があり、同じ派遣先での受け入れの上限は原則3年とされています。
派遣先、労働者それぞれに期限が設けられます。

雇用安定措置について

期間制限にて原則3年と定められていますが、その後の雇用継続が下記対応により、可能となります。※2021年4月法改正により、派遣会社は雇用安定措置において、派遣社員の希望する内容を聴取しなければならないと定められました。

①派遣先での直接雇用
②新たな派遣先の紹介
③派遣元での無期雇用
④その他の雇用継続を図るための措置(紹介予定派遣や有給の教育訓練 等)

派遣社員には、雇用契約の期限もありますが、継続して働ける方法もありますので、継続希望する場合は、派遣元の会社に相談してみましょう。

派遣社員のメリット・デメリット

メリット

・働きたい期間・勤務時間など自分のライフスタイルで働くことができる

・派遣元で仕事を探して紹介してもらえる

・パート、アルバイトよりも時給が高い

・業務内容や責任範囲がある程度決まっている

派遣会社からのサポートがある

・経験とスキルをつむことで、収入アップやよりレベルの高い業務に携われる派遣先や、正社員として働くのは難しい派遣先に就業できるチャンスがある

デメリット

・契約に期限がある場合や契約更新がない場合があり雇用が不安定

・一般的に正社員に比べると収入が少なく、時給制の契約が多いため月によって収入が変動する

・派遣先によっては、責任ある仕事に就けない

・派遣先をいくつも変わる場合もあり、同じ派遣先で長く働けないこともある

・業務内容・責任範囲が定まっているためスキルアップしても業務内容・評価に結び付きにくい場合がある

ライフワークに合わせられ、高時給を得られるのはメリットですね。

雇用の安定には不安がありますが、契約満了後すぐに次の派遣先に就業する方もいますので、希望のヒアリングなど派遣会社と今後について共有することも大事ですね。

契約期間については、よく確認した上で働くことをお勧めします。

無期転換ルール

派遣社員も契約社員同様に「無期転換ルール」が適用されます。

※詳細「雇用形態 ~契約社員について~」

派遣社員で長く働く場合、無期雇用になれるチャンスもありますので、確認してみてください。

最後に

今回は派遣社員の特徴についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか。
メリット・デメリットを理解した上で、自分のライフワークに合わせて、雇用形態を選択してみてください。

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