WEB面接での注意
WEB面接の準備が整ったら、いよいよ本番です。
直接面接と違い自分の空間での面接ができるので、緊張も少なく本来の自分を発揮しやすいこともWEB面接でのメリットだと思います。
逆をいえば、気を緩めすぎてしまいそれがマイナスになってしまうということもあります。
今回は、WEB面接中の注意点や印象をよくするためのポイントをまとめてみました。
面接直前
■開始時間■
・30分前には事前準備を整えておきましょう
・カメラの映り、マイク、イヤホンの音の確認を最終チェック
・入室は特段指示がなければ3~5分ほど前に
・相手が入室したら挨拶をする
・面接官が複数の場合もあるので全員の入室を待つ
30分前には、音声、カメラ位置、服装などの最終チェックをし、面接を受けられる状態にしておきましょう。
また、その時点で通信、ツール等のトラブルがあり、時間に間に合わないと分かった時点で必ず電話連絡を入れましょう。
入室時間に指定がある場合はそれに従い、ない場合は指定時間の3~5分ほど前に入室すると良いでしょう。
面接中
■視線・動作・声・表情■
・目線は画面よりもカメラを見る
・相槌は声に出す、うなずくなどしましょう
・ゆっくりはきはきと話しましょう
・面接中の表情は笑顔を意識しましょう
・話し始めは相手が話し終わるのを待ちましょう
画面越しは、表情や動作が直接面接より伝わりにくいです。相槌は声に出しうなずく動作もあると聞いていることが相手に伝わります。表情も笑顔を心がけましょう。
話すスピードが速いと聞き取りにくくなりますので、ゆっくりはきはきと話しましょう。
■挨拶■
・挨拶は着席したままで
・お辞儀をする場合は挨拶を言い終わってから
・始まりのあいさつは名前を言いましょう
『本日、面接を受けさせていただきます〇〇〇〇です。よろしくお願いいたします。』
・退室時は指示に従い、退室前にお礼の挨拶をしましょう
『本日は面接のお時間いただきありがとうございました。それでは、失礼いたします。』
WEB面接の場合、初めから最後まで着席したままです。面接の間、同じ姿勢を続けることを考慮して椅子などを選びましょう。正座で足がしびれてしまい、面接に集中できない!なんてことにならないように注意しましょう。挨拶は、直接面接と同様しっかりと行いましょう!
■接続トラブル■
・音声が途切れる、ノイズが入る、画面がフリーズするなど接続不良があれば丁寧に伝える
『すいません、音声が途切れ途切れに聞こえます』
『すいません、先ほどから画面がフリーズしております』
・接続が切れても慌てず、再接続をする
・再接続に時間がかかる場合は担当者へ電話で伝える
トラブルがあった際も焦らずに対応しましょう。こちらの接続が不良でも面接官側は問題なく見聞きできている場合もあります。焦っていると対応能力が低いのではと印象付けてしまいます。また、接続が切れたなどトラブルが起きてもそこで合否が決定するわけではありませんので、落着いて対応しましょう。
最後に
WEB面接のポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
コロナ禍の影響からWEB面接が増加しましたが、WEB面接は企業にとってのメリットも多いため、今後も主流の面接方法となることでしょう。1度面接環境を整えておけば、その後は準備に戸惑うこともなく、改善していくことで印象も良くしていくことができます。
基本的にはWEB面接でも直接対面の面接でも面接官がみるポイントは変わりませんので、ご自身の回答等の準備を行うこともお忘れなく。
エージェントとの面談も最近ではWEBで行うことも多くなっています。その際に見え方・聞こえ方など相談することも可能です。実際の面接前の予行練習として面談を行うのもいいのではないでしょうか。