こんにちは、ディプロスです!
今回は、面接時の逆質問『会社の制度・手当・待遇』についての質問の仕方についてお話しします。
入社後の制度や支給される手当や福利厚生などの待遇、気になりますよね。
しかし面接時にストレートに聞くと仕事よりも休みやお金のことを考えているのかな!?と思われてしまう可能性もあります。
そのようなときの聞き方のポイントは『事情を伝えた上で聞く』という点です。
そうすることで、休みやお金のことを優先しているという印象を与えません。
前編では『有給・残業・在宅勤務』についての質問の仕方の例をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
有給の取り方・取得率
前職は有休が取りづらかった。連休をとって旅行に行きたい。子供の都合でお休みが欲しい。
など、それぞれ有給が取得できるか取得の仕方など気になりますよね。
入社の判断基準となる場合は面接時に確認し、そうではない場合は内定後や入社後の方がいいかもしれません。
質問例
『職場のみなさんは、どのように有給休暇をとっていらっしゃるのですか?』
『毎年定例で〇月〇~〇日に家族での行事がございます。連休をいただくことは可能でしょうか。』
『子供の看病を頼める人が近くにおりません。発熱などで急な呼び出し等あった場合、有給を使用することはできますか。また、有給は時間単位で使用できますでしょうか。』
『有給休暇の取得について、職場の皆さんの間で何かルールなどはありますか?』
- 休むことばかり考えていると思われないよう事情を伝えた上で
- 社内状況を知りたいという意味合いで
内容によって、2つのポイントに沿って聞くと良いでしょう。
残業(配属先)・ノー残業デーの有無
前職では残業や休日出勤ばかりで今回はライフワークバランスの取れた働き方がしたい。
できるだけ残業はしたくない。残業代で稼ぎたい。金曜は絶対早く帰りたい。など各々残業については事情が異なるかもしれませんね。
残業については求人票に情報が掲載されていることが多いです。まずは、そちらをチェックしてみましょう。
質問例
『求人情報には“残業あり”とありましたが、御社の平均的な残業時間と繁忙期の残業時間を教えてください。』
『求人票で残業は月に〇〇時間ほどと拝見いたしました。配属先での繁忙期はありますでしょうか?』
『御社の採用HPにて残業時間は月に〇○時間ほどと拝見いたしました。残業は毎日平均的に(例えば、1日に1時間など)のでしょうか?』
『御社の採用HPにて月に〇〇時間ほど残業があると拝見いたしました。週の中や月の中で注力するべきタイミングはありますか?』
基本情報を求人票やHPなどで調べた上、追加で教えてほしいというスタンスで聞くとよいでしょう。
在宅制度の有無
コロナ以降、在宅勤務を導入している企業は増えてきています。在宅勤務を推奨している企業は求人票に掲載されていることも多いです。
しかし、企業や職種により在宅勤務のルールは異なることが多い為、在宅勤務希望の場合はきちんと確認しておいた方が良いかもしれません。
質問例
『在宅勤務制度はございますか。』
『現在、在宅勤務はみなさんどのようなタイミングで行っていますか。』
『子供の看病の際など、在宅勤務でなるべく業務に支障が出ないよう対応したいのですが、そのような対応は可能でしょうか。』
『在宅勤務制度を導入されていますが、分からないことが聞きづらい環境ではないかと少し不安を感じています。在宅勤務時のコミュニケーションについて何か取り組みをしておりますでしょうか。』
① 基本情報を求人票やHPなどで調べた上で
・ある場合は制度運用の現状を確認するように聞く
・ない場合は聞かない方が無難です
②どうしても在宅勤務が必要な事情がある場合、事情を伝えた上でご自身の状況や会社の状況に合わせて聞き方を工夫してみましょう。
いかがでしたでしょうか。
次回『会社の制度・手当・待遇』後編は、『手当・役職・育児休業制度』について、ご紹介させていただきます。