面接時の逆質問 ~第六弾~『求人票には記載されてない業務』後編

転職
逆質問を具体例を交え考えていくシリーズ第六弾!求人票には記載されてない業務について確認したいとき、後編では職種別の汎用例を確認していきます

例えば、設計・CAD職「図面作成」、企画・デザイン「受持ち範囲はどこまで?」、オフィスワークにありがちな「その他、庶務」…どのように質問していくのがベストか考えてみましょう

前編ではそんなときにも使える面接でのコミュニケーション「4W1H」について確認してます
よろしければこちらの内容を踏まえてご覧ください♪

後編で取り上げる内容

  前編 – 面接でのコミュニケーション「4W1H」
  中編 – 書類作成と電話対応 求人票には記載されてない業務の質問
 後編 – その他(職種別の汎用例)求人票には記載されてない業務の質問

その他(職種別の汎用例)

求人票には記載(または、詳細の記載)がない業務について
面接の段階で確認したい点は職種ごとに違いそうですね

多くの方が気になるけれど
求人票には記載されていないことが多い業務

例えば、設計・CAD職であれば「図面作成」

企業形態で予想が付く場合もありますが
図面の種類使用CADについて確認しておきたいところです

また例えば、企画・デザイン
どこからどこまでするのか?

そして、オフィスワークにありがちな「その他、庶務
会社、配属拠点(本社か支店など)により異なりそうですね

では、例に挙げた3点を順に確認していきましょう

★ポイント★
使用CADが複数ある、または記載がない

★気になること★
図面の種類、フェーズは?
使用頻度や割合は?

例えば…

STEP1-A:
「”図面作成”についてお尋ねします」

「前職では入社半年ほどからBIMをメインに使用し約2年程度、”建築計画”と”基本設計”にて作図を行っておりました」

「今回のポジションにて、もしご機会頂けるのであれば
 どういったフェーズにて使用する図面になりますでしょうか?」

または

STEP1-B:
「先ほど業務のご説明にて作図のメインは”実施設計”とお伺いしました」

「前職ではBIMとAuto-CADを使用し約3年間主に”実施設計”の作図担当をしておりました」

「もし御社にてご機会いただけるのであれば
 特にBIMの経験を積んでいけることを希望しております」

「今回のポジションにてBIMとAuto-CADの業務割合の想定はございますでしょうか」

上記のように会話を始めてみるのはいかがでしょうか
いずれの場合も、次の3点を盛り込み(想定し)質問するのが望ましいでしょう

 ・前職での実績、どれくらいの期間、何をしていたか
 ・今後、何をしていきたいか
 ・経験を積み、スキルアップを望んでいること

★ポイント★
企画、デザインはどこまでするのか?

★気になること★
企画、イラスト制作はあるのか?
チーム構成は?どんなポジションのスタッフと組むの?
クライアントの業種や規模はどうか?

例えば(グラフィックデザインの場合)…

STEP1:
「部内の体制とデザイン業務についてお尋ねしてもよろしいでしょうか」

そして

STEP2-A:
「前職では、部内に私を含め4名のデザイナーが所属しており
 入社より半年程まではレイアウトデザインをメインに担当しておりました」

「その後、イラスト制作も任されるようになり、素材も1から制作する
 ブランディング要素のあるデザイン提案ができる場面も多々ありました」

「御社にて、どういった体制をとられているか
 お聞かせいただくことは可能でしょうか?」

または

STEP2-B:
「前職では、部内に私を含め4名のデザイナーが所属しており
 部内にはイラスト制作を得意とするデザイナーもおりました」

「各デザイナーは素材からデザインが必要になる場面では
 イラストを得意とするデザイナーと連携することもありました」

「もし御社にてご機会いただけるのであれば
 どのような体制にてデザイン制作を行うことになるか
 教えて頂くことは可能でしょうか」

業務経験や得手不得手(得意かどうか)により質問の展開が変わりそうですね
 経験あり=「…イラスト制作も任されるようになり…」
 経験なし=「…イラストを得意とするデザイナーと連携することもあり…」

いずれの場合も、次の3点を盛り込み(または想定し)
質問するのが望ましいでしょう


 ・前職での実績(どれくらいの期間、何をしていたか)
 ・今後(何をしていきたいか)
 ・経験を積み、スキルアップを望んでいること

★ポイント★
「その他、庶務」って何をどこまでするの? 

★気になること★
具体的な業務の内容は?
タイミング(頻度・対応人数)は?
いつまで継続する?

例えば…

STEP1-A:
「求人票を拝見した際、”その他、庶務”とありました」

「前職にて配属された支社の社員数は10名程度でして、持ち回りにて資料ファイリングを行うこともありました」

「御社での”庶務”とは、どういった内容でしょうか」

または

STEP1-B:
「先ほど業務のご説明を頂いた中に”その他、庶務”とお伺いしました」

「前職ではファイリングは事務職が行い、当番制にてゴミ捨てや給湯室の清掃など部内で持ち回りで担当しておりました」

「その他、備品の発注や、郵便物の投函・受取、管理会社への各種依頼連絡なども
 事務担当が行っておりました」

「御社での”庶務”は、どういった内容でしょうか」

上記のように会話を始めてみるのはいかがでしょうか

 技術職など=何を想定しているか伝える
 事務職または体制的に必要なポジション=できる・やれることを多く伝える
 
いずれの場合も、次の3点を盛り込み(想定し)質問するのが望ましいでしょう
「なぜ」その質問をするのか?を問われた場合、答える必要があります

 ・前職での経験からの業務想定
 ・今後、何をしていきたいか
 ・その他業務を含め、経験を積み、スキルアップを望んでいること

場合によっては「次の新任担当が入社するまで」や「移転するまで」など期間限定の業務の可能性もあります

希望先の会社の状況を聞きだす目的を持ちつつ自身の状況を伝え
相手の答えを真摯に受け止めましょう

分からないことがあれば、エージェントに相談してみるのも良いと思います

この後も、逆質問の具体例をシリーズで紹介していきますので是非チェックしてください!
面接時の逆質問で参考になればと思います

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