働き方は十人十色です。メリット・デメリットの感じやすい要素を、6つの項目に分けてご紹介していきます!
正社員、契約社員 、派遣社員 、パート 、アルバイト…いろいろな働き方のメリットデメリットをご紹介♪皆さんが働き方に迷ったときに参考にしていただければ幸いです。あなたのライフスタイルに合った働き方のススメ (派遣協会参照)
成人してから働く時間はどれくらいある?
メリットデメリットをご紹介する前に…
皆さんは、一生のうち働く時間がどれくらいあるのか計算したことはありますでしょうか。「生涯労働時間」という言葉をお聞きになったことがある方は、すでにご存じかもしれません。およそ98,000時間だといわれています。
人生で働いている時間は98,000時間
全体の時間の14%
人生で働いている時間は、このような条件で算出します。
- 20歳から60歳まで働く
- 休日日数は年間120日
- 年間の働く日数は245日
- 1日あたり10時間(8時間+通勤時間)働く
- 寿命は80歳
20歳から60歳の40年間のうち働く日数は、40×245日=9,800日
1日あたりの働く時間をかけて、9,800×10時間=98,000時間
割合にすると14%となります。
しかし、20歳から60歳の期間とし、睡眠時間を除くとどうなるでしょうか。理想の睡眠時間は6~8時間といわれることが多いですね。平均値の7時間で再度、算出してみましょう。
人生で働いている時間は98,000時間
全体の時間の39%
全体の時間に対しての割合が、14%から39%になりました。
通勤時間が片道1時間以上の方や、睡眠時間の短い方、そして、残業時間の多い方…加味する要因が変わってくると更に割合も変わってくるでしょう。また、平均寿命の変動や定年退職の変化によっても変わりますね。
皆さんが、今後の人生の中で、14%ないし39%の働く時間をどのように選んでいくのか、メリットデメリットを感じやすい6つの項目をみていきましょう。
メリット・デメリットを感じやすい6つの要素
- スキル・専門性
- 収入
- ワークライフバランス
- 勤務地・条件
- 雇用安定
- 福利厚生・社会保険
上記6つの項目を、雇用形態と照らし合わせて、ご紹介していきます。デメリットの裏側には同じ分だけメリットがあり、他の誰かから見たらデメリットでも自分にとってはメリットの要素になることもあります。そして、一見メリットに見える要素の裏側にデメリットが潜んでいることも…。
ですので、個々の事情やライフプランにより、関わっていくと想定されるキーワードの優先順位は変わってきます。あなたは、6つの項目の中で、どのキーワードが気になるでしょうか。
スキル・専門性
パート ・アルバイト | :多くの企業に触れて、様々な職種を経験できる |
正社員 | :採用選考時の難易度が高い |
派遣社員 | :派遣会社が条件に合った仕事を紹介してくれるので、自分では探せなかった仕事が見つかる |
派遣社員 | :身につけたスキルや今までの経験を活かせる |
派遣社員 | :派遣会社が提供する研修やセミナーなどを受講できる |
パート ・アルバイト | :サポート的な仕事が多く、大きな責任を問われない |
パート ・アルバイト | :専門的な資格や技能を必要としない仕事が多い |
正社員 | :職務上の責任が重い(部下のマネジメント、社内外のとの交渉、業務貢献、ノルマなど) |
正社員 | :人事異動などで、全く違う仕事を覚えなければならない場合がある |
契約社員 | :業務内容や責任範囲がある程度決まっている |
派遣社員 | :契約で決まった仕事しかできない |
パート・アルバイト | :スキルアップ・キャリアアップが難しいため幅広い職業経験が積みにくい |
仕事の内容(どんなことをして働くか)を大事にしている人は気になるpointが多いかもしれないね
収入
正社員 | :昇進、昇給がある |
正社員 | :賞与がある |
契約社員 | :賞与がでることもある |
契約社員 | :昇給や退職金がないケースが多い |
派遣社員 | :賞与や退職金(場合によっては交通費)がないことが多い |
パート・アルバイト | :昇給がなかったり、賞与・退職金が出ない場合が多い |
報酬はとても大事だね。ちなみにディプリスはミックスベジタブルが大好物だよ
ワークライフバランス
契約社員 | :ある程度決まった範囲で会社組織にあまり拘束されず働ける |
派遣社員 | :プライベートと仕事の両立を実現しやすい |
パート・アルバイト | :自分の都合に合わせてフレキシブルに就業できる |
正社員 | :休暇がとりにくい、休日出勤となる場合がある |
休暇はどれくらいあるんだろう…、定時に終わることが多いのかな…、通勤時間が気になる…人それぞれ気になるpointは違うかもしれないね。正社員でも、もちろんワークライフバランスは実現できる場合もあるよ!
勤務地・条件
正社員 | :異動や転籍、出向の可能性がある |
契約社員 | :転勤がなく、勤務地が選べるなど、自分のライフスタイルに合った条件で就業できる |
派遣社員 | :職種や仕事内容、勤務地、勤務時間・曜日などを自分で選ぶことができる |
派遣社員 | :仕事上の問題や不安を派遣会社に相談できる |
派遣社員 | :会社都合での移動や転勤、職種変更などがない |
パート・アルバイト | :短時間の勤務が選びやすい |
パート・アルバイト | :曜日、場所などを限定して働く事ができる |
正社員 | :転勤など勤務地の変更がある |
就業する場所までの距離(時間)が気になる…、環境(通勤路や周辺環境も…)が気になる…、ワークライフバランスと関わる項目も多いかもしれないね
雇用安定
正社員 | :原則定年まで勤務できる |
正社員 | :会社への帰属意識を持ちやすい |
契約社員 | :会社によって正社員への登用のチャンスがある |
正社員 | :出向や転籍で会社が変わることがある |
契約社員 | :契約期間が決まっているので、自分が続けたいと思っていても契約が終了することがある |
派遣社員 | :希望に合った仕事の紹介が常にあるとは限らず、仕事と仕事(契約期間)の間にブランクが空く事がある |
派遣社員 | :契約期間が決まっているので、自分が続けたいと思っていても契約が終了することがある |
パート・アルバイト | :契約期間などの明確な見通しがたたない為、長期的な計画を立て働く事が難しい |
長期でじっくり取り組みたいと考えている場合、正社員を目指したほうがいいことが多いかもしれないね。
福利厚生・社会保険
正社員 | :社会保険(厚生年金、健康保険)が完備されている |
正社員 | :福利厚生が充実している(住宅・資格・家族・傷病・産休などの手当、退職金) |
契約社員 | :福利厚生、社会保険、交通費などが完備されている |
パート・アルバイト | :社会保険や雇用保険の適用から外れる場合がある |
パート・アルバイト | :福利厚生が充実していない場合がある |
正社員以外の雇用形態でも、社会保険や雇用保険の加入が適用される働き方ができる場合もあるよ!
まとめ
働くうえでメリットデメリットを感じやすい6つの要素をご紹介しました。これから就活を始める方も、転職を検討している方も、現状で満足している方も、この先の人生で14%ないし39%の時間をどのように使っていくのか、ときには立ち止まって考えてみるのもよいかもしれませんね。ご一読いただきありがとうございます♪
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