面接時の回答例 ~第四弾『これまで在籍した企業を退社した理由・経緯について』~

面接転職

面接時の質問の答え方についてお話していきます。
よくある質問を中心にシリーズでお送りいたします。

今回は、「これまで在籍した企業を退社した理由・経緯について」です。
新卒ではない限り、退社した理由か入社した理由は、ほぼ100%の確率で聞かれる質問ではないでしょうか。

質問の意図

採用する企業は、面接の時間内で応募者が継続して勤めてくれる方かどうかも判断をします。

直近で勤めていた企業を退社する理由は、求職者の現在の希望や、内在的な不満を表していることが多いです。

ですので、退社する理由は、求職者の将来・未来に対する希望や、転職活動を進めるうえの価値観に大きくつながる要素になります。面接官にとって、是非入社してほしい方だと考えた際に、内定を承諾してもらえるヒントにもなり得ます。

例えば…

給与、昇給」が理由   → 価値基準は条件、評価制度、待遇かもしれない…

残業、休日」が理由   → 価値基準はワークライフバランスかもしれない…

社内体制(教育・チームワーク)」が理由 → 価値基準は「コミュニケーション」かもしれない…

応募者の志望動機と、退職理由が合致しない場合、面接官は違和感を感じることが多いでしょう。
面接官が、「いつごろ?」「誰が?」「どれくらい?」など、より具体的な質問をするときは、
応募者自身に興味を持っている、あるいは、違和感を解消することができる要素はあるか否かを
確認している可能性もあります。


転職回数が複数回ある方や、別の職種にキャリアチェンジされた方などは、経歴の確認などの
タイミングに退社理由と連動して入社理由について質問される場合もあります。
下記の記事「~第三弾『これまで在籍した企業へ入社した理由・経緯について』~」も併せて
ご覧いただくと、よりイメージがわきやすくなるかも知れません。

回答のポイント

基本的には、今、まさに採用を望んでいる企業への志望動機につながる回答になることを意識しましょう。

一見ネガティブにしか感じられない状況の多くにも、必ずポジティブな側面があることがほとんどです。
自分が感じているネガティブな情報に対してのポジティブな面についても考慮したうえで退職理由を
伝える準備をしておくことをおすすめします。

特に、直近で勤めていた企業の退職理由は、ネガティブな側面を伝える場合でも、何かしらの
ポジティブな側面を意識し、今後の業務に活かせる経験や、活躍できる場面を連想させる
エピソードをチョイスすることが望ましいです。

例えば…
評価制度(チーム分配)に不満があった場合

チーム業績の均等分配が個人の評価となり、チームワークを重視した環境でした。その反面、個人成績の評価については…

例えば…
残業が多く体力的に辛かった場合

残業ボリュームの増えることもありましたが、大変やりがいのある仕事でした。(その反面)〇〇というようなこともあり…

例えば…
同一業務者が他にいないことに不満あった場合

〇〇職は1名体制でした。すべて任せて頂き、責任感を持って取り組んでおりました。やりがいを感じる反面、〇〇面にて切磋琢磨できる環境に憧れを感じるように…

転職回数が多い、頻度が高い、ブランクがある、など、一般的にマイナス要素と取られ兼ね
ないといわれる状況があり不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、現在の
ご自身の状況につながる一貫性のある背景や、目的にマッチした展開だと、相手も納得し
やすくなります。
必ずしもマイナス要素になるとは限りません。

もしあなたが、今まで勤めていた会社から求められていたものと、これから入社を希望している
会社の求めているものを、想定できているとします。それらを踏まえ、自身の背景や目的を
面接官に伝えることができたとしましょう。その結果、面接官から共感を得ることができたと
したら、あなたの背景や目的に協力したい、と考えてもらえるチャンスとなり得ます。

相手の納得を得るためには、まず、自分の中で一貫性を持たせた状況整理を行うことが必要です。
ご自身の「長所」「短所」にも通じる内容とも言えます。

社内体制(コミュニケーション面)での不満については特に気をつける必要があると言えるかもしれません。
相手から理解を得るためには、まず、あなた自身を信頼し、面接官から信用を得ることが必要になります。
その為には、話す「内容そのもの」だけでなく、話し方、声のトーン、マイナス面についての内容のボリュームに注意が必要です。
「否定的な人」「文句が多い」「自分勝手」というような印象を持たれないよう真摯に、必要な事実を伝えるよう心がけましょう。

回答例

残業時間が恒常的に多い現状から、調整を希望している場合(離職後)
職種例:BtoCビジネスの接遇ポジションやディレクターアシスタント

前職では、クライアントとスケジュールを合わせる必要があり、夜間や休日対応を行う頻度の高いポジションでした。大変やりがいを感じておりましたが、連日、帰宅時間が遅くなることや、月ごとの休日出勤の対応が必要な場面も度々ありました。将来的には△△ができるようになりたいと考えており、スキルアップのための学習の時間を十分とれない歯がゆさや、ワークライフバランスに違和感を感じるようになり転職を考えるようになりました。今後は、□□のスキルを自身の学習でも更に伸ばし、仕事上でのスキルアップを図りながら、仕事とプライベート両面を充実させていきたいと考えております。

同一業務者が他にいない環境から、複数名いる環境を希望している場合(在職中)
職種例:Webデザイナーやグラフィックデザイナー

現職では、各支店に〇〇職は原則1名の体制にて業務を行っております。各支店での業務は単独で進行しており、段取りも含めクリエイティブ面での企画から制作をすべて任せて頂き、責任感を持って業務に取り組んでおります。やりがいを感じる反面、△△のような場面では、自身のアイディアが最適解なのか、相談できる環境に憧れを感じるようになりました。長く務めた会社ですので、今後も貢献していきたいと思う気持ちもありましたが、今後、■■を目指したいと考えており、スキルアップを考え転職を検討しております。

まとめ

退職の理由・経緯についての質問への回答は、応募先の企業への志望動機に大きくつながります。転職を考える場合、ある人は何か問題を抱えており解決したいと考えていいます。また、別のある人は、目的や目標に近づく手段と考えているかもしれません。双方ともに、次の職場への期待があるということは共通点だと言えるでしょう。

そして、その期待が利己的な側面だけでなく、前職で所属していた組織や、次に希望している組織にとってもプラスになる要素を見つけることができた求職者の方は、スムーズに転職をすすめる道筋が見えたと言えるのかも知れません。

前職に不満があったとしても、その不満は、どの程度まで、周囲に理解されるのか?話す必要がある事実と、感情を切り分けてみることをおすすめします。

周囲を変えることは難しいですが、自分の視点は変えることができます。望む未来につながるのは、どういった思考や言動でしょうか。もし難しいと感じる場合は、いままで出会ったお手本になり得る人をイメージしてみるのも良いアイディアの一つかもしれません。


一人では難しいと感じる方は、エージェント等を利用し第三者の意見を参考にするのもアイディアの一つです。ぜひ、お手伝いさせてください。

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