面接時の回答例 ~第九弾「仕事上での一番の苦労した体験について」~

面接転職

こんにちは、ディプロスです!

今回も面接時質問の答え方についてお話していきます。
よくある質問を中心にシリーズでお送りいたします。

今回は「仕事上での一番の苦労した体験について」です。
何かしらの「失敗談」を聞かれることがあるかもしれません。
学生時代の話でも、仕事での話でも、回答のポイントは同じです。

是非参考にしてみてください。

質問の意図

・その人が苦労と感じるポイントはどこか(困難・辛さなど)

・その苦労をどう受け止めたか

・受け止めた後、どのように対応し、乗り越えたか

その人の「状況把握力」「分析力」「問題解決力」といった能力を確認する為と言えます。

回答のポイント

①苦労したことを最初に伝える

②原因(理由)を説明する

③解決策と結果を説明する

④そこから学んだことを伝える

⑤今後への活かし方や抱負で終える

上記の順番で話すことで、とても伝わりやすくなります。

「苦労しました。」だけでは、「状況把握力」「分析力」「問題解決力」が伝わりませんので、能力がないのでは?!と誤解を生みかねません。
①~⑤でセットと考えてください。

「結論→理由→具体例→結論」

この話し方の順番は、面接だけでなく、あらゆるビジネスシーンで活用できますよ。

自身の力で解決できた事柄で、自分がどう行動したのかを主軸に、話を組み立てましょう。
また、企業や応募職種に合わせて、自身の能力をアピールできると更によいでしょう。

回答例

①営業職(真意営業での苦労)

私が仕事で苦労したことは、新規営業で契約がなかなか取れないことでした。

前職では、医療機器のルート営業がメインでした。しかし、入社2年目で新規営業をメインで行うことになったのです。
新規営業を行う際も既存営業の時と同じように対応しておりましたが、なかなか契約が取れず、苦労しました。

その原因を振り返ってみると、相手との関係性を気付けていないことに気づきました。

そこで、まずは関係性を築くことに重点を置きました。傾聴を大事にし、相手の課題解決に向けて一緒に取り組む姿勢を取るようにしました。
そうすることで、相手との関係性が築かれ、信頼を得ることができ、新規契約も決まるようになってきました。

この経験から、私は相手の立場で考え、一緒に取り組む姿勢が大切だと学びました。
御社でも、この経験を活かして、お客様と信頼関係を築き、成果を上げていきたいと考えています。

②エンジニア職(技術職・スケジュール管理の苦労)

私が仕事で苦労したことは、納期とスケジュールの管理でした。

前職では、ITエンジニアとして、Webアプリケーションの開発に携わっていました。前職では、納期が比較的余裕があり、技術的な教育も充実していたため、時間の概念を意識する必要はあまりありませんでした。
しかし、現職の会社では納期が短く、苦労しました。最初は、自身のスピード感を把握できず、途中でできずに先輩に助けていただいたこともありました。

自身の技術不足が原因の一つと感じ、e-ランニングや本で勉強し、技術力を向上させました。

また、スケジュール管理を徹底することで、納期に間に合わせられるようになりました。

この経験から、私は自ら考え学ぶ力とスケジュール管理能力を身につけました。
御社でも、この経験を活かして、日々の業務に取り組むとともに、更に技術力を向上させ、成果を上げていきたいと考えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「苦労したこと」は自身の能力のアピールと捉え、前向きな回答で締めくくるように心がけましょう。決して、「苦労したことはありません。」とは答えないように注意してください。

また、企業が求める人物像などを研究し、入社後の活躍が期待されるような回答になるとより良い印象となります。

分からないことがあれば、エージェントに相談してみるのも良いと思います。
この後も、面接回答シリーズはまだまだ続きます。是非チェックしてください。

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