今回から面接時の質問の答え方についてお話していきます。
よくある質問を中心にシリーズでお送りいたします。
今回は「やりがい」「達成感」について質問された場合についてです。
面接で聞かれた際、答えられるように準備しましょう。
質問の意図
人物の把握です
仕事観や意欲を把握することで、仕事のモチベーションを高めたり保つことが
できます。
高い成果をあげてくれる可能性や、継続して就業してくれるのではと考えるからです。
次に、そのやりがいが、応募職種で得られるかどうかです。
入社してミスマッチだったということを避けるために、企業と職種、求職者との相性を
確認しています。
面接官は、やりがいがマッチしていれば、長期就業が見込めると考えます
回答ポイント
・具体的に簡潔に伝える
・応募求人につなげる
自己分析が必要です。これまで仕事をしてきたうえで得られた喜びややりがいが
何か、それはどういったシチュエーションだったのかなどなど
背伸びをする必要はないので、何か具体的なエピソードを入れて話をしましょう。
応募求人にもつなげられる内容であれば、より良いです。
回答内容
・結論(どんなときに達成感・やりがいを感じるか)
・エピソード
・応募求人につなげる
上記の内容を40秒程度にまとめるとよいでしょう!
回答例
【1】経験者(応募求人:WEBデザイナー)
私は、「自分のアイデアや表現力を活かして、ユーザーに価値を提供できること」にやりがいを感じます。現職ではWebデザイナーとして、大手企業のWebサイトのデザインを担当しています。新規事業のWebサイトのデザインを担当した際、ユーザーのターゲット層や目的をしっかりと理解し、ユーザーに最適なデザインを追求しました。その結果、Webサイトのアクセス数が大幅に増加し、クライアントから高い評価をいただくことができました。その時、自分のデザインがユーザーに役立ったという実感を得ることができ、大きなやりがいを感じました。
【2】未経験者(応募求人:事務)
私は、お客様から感謝された時に、仕事のやりがいを感じます。現職では、店舗のスタッフとして、衣料品や服飾雑貨の販売を行っていました。コミュニケーションを大切にし、ニーズを的確に把握すること、最適な商品を提案することを意識していました。また、次回の来店に繋げるため、お客様の体型や好みに合わせて、複数の服を提案しています。その結果、お客様から「店員さんに相談してよかった。おかげで素敵な服を見つけられたわ。」など感謝の言葉をいただきました。その時、お客様に良いサービスを届けられたという実感を得ることができ、大きなやりがいを感じました。
まとめ
いかがでしょうか。
面接で仕事のやりがいを回答する際は、応募職種にも共通するやりがいを伝えるのがお勧めです。
もし分からないことがあれば、エージェントに相談してみるのも良いと思います。
この後も、面接回答の具体例をシリーズで紹介していきますので是非チェックしてください!