転職活動に必要な「履歴書」について!疑問を解消して自分に合った書類を作成しよう!~前編~
こんにちは!ディプロスです。
転職活動に必須な履歴書ですが、どのように作成したらよいかわからないと、疑問を持たれる方もいらっしゃます。ここでは、履歴書を作成するうえで必要なポイントをご紹介していきます。
履歴書の作成方法
履歴書を作成する際に手書きで作成するか、パソコンで作成したほうがよいかが、最初に迷うポイントだと思います。昔は手書きで作成することが一般的で、現在でも選考の際に字を見て人物像をイメージすることもあるようです。
ただ、現在はスマホのアプリを利用して作成することもできるようになっており、かなりデジタル化が進んでいることから、Word・Excelなどを使用し作成する方が多くなっています。
履歴書の形式・フォーマット
パソコンで作成する場合、インターネットで履歴書のフォーマット・テンプレートをダウンロードして使用する方が多いと思います。ご自身のオリジナルで履歴書を作成する方もいらっしゃると思いますが、記入したくない部分を削除していると考える採用担当者もいるため注意が必要です。
一般的な項目をあまり削除しすぎないほうが無難ですね。
基本情報欄の書き方
氏名・住所などの基本情報の書き方、写真のサイズ等をご紹介します。
学歴・職歴欄の書き方
学歴・職歴などの書き方をご紹介します。
最終学歴については、「最後に卒業した学校」が最終学歴になるわけではなく、これまでの学歴で「最も教育水準の高い教育機関での卒業歴」を指します。そのため、例えば四年制大学を卒業後に専門学校に入学し卒業した場合は、大学が最終学歴になるので、「○○大学」と記入します。
また、専門学校には大きく分けて「認可校」と「無認可校」があります。「認可校」を卒業していれば、専門学校を最終学歴として記入することができます。
「認可校」とは、公的機関から設置認可を受けている学校を指します。
職歴が少ない場合は、企業の業種や職種、簡易な業務内容を記入したり、異動などで部署が変わっている場合、その部署名・異動年月を記入するとわかりやすいですが、行に余裕がない場合は無理に記入する必要はありません。また、アルバイト等の職歴を記入しない方がいますが、アルバイト先で社会保険に加入して働いていた場合、転職先の企業が雇用保険の手続をする際に直前の勤務先名を知ることになるため、記入するほうが良いと言われています。
アルバイト歴を隠すつもりがなくても、履歴書に記入がないと、経歴詐称とみなされる場合もありますので、注意して下さい!
正式なルールはありませんが、職業訓練校は学歴ではないため、記入する場合は職歴欄に記入するとよいです。職業訓練校について正式名称を省略しても大丈夫ですが、どれくらいの期間で何を受講したのかが伝わるように、コース名まで記入しましょう。
賞罰の書き方
賞罰の「賞」は受賞歴や表彰歴を、「罰」は犯罪歴を指します。
「賞」は何かしらの受賞歴があれば何でも賞罰欄に書いてもいいというわけではなく、一般的には賞罰欄に書いても良いのは「全国優勝や国際大会レベルの賞」、もしくは「誰もが知っているような有名な賞」が基準とされています。功績ではなく、大会や賞の知名度や規模で判断するため、誰も知らないような大会や賞での実績や、学生時代の実績などは記載しないのが一般的です。
ただし、転職先に関係のあるもので、アピールしたい賞などがある場合は、履歴書の『特技・趣味』の欄や、『職務経歴書』に記入しましょう。(例:前職で受賞した『社長賞』など)
「罰」は基本的には『刑事罰』を書く項目だとされています。(例:悪質、重大な交通事故・人身事故、酒気帯び運転(交通違反点数が4点以上)、傷害罪、公然わいせつ罪など)
今回はここまで、後編に続きます!